【新唐人2016年3月14日】
「西洋価値観の教材は教室に適さない」、中国教育部部長の袁貴仁(えん きじん )氏が昨年唱えた論点は、外国メディアの記者の質問によって、再び炎上しました。
3月10日、中国人民代表大会の記者会見で、「ウォール・ストリート・ジャーナル」の記者は、袁氏に「西洋価値観の教材は教室に適さない」の説明を求めました、そして、「西洋価値観の一つであるマルクス主義の教科書にはどのように対処するのか」と、質問しました。
袁氏はこう答えました。「マルクスは、中国人ではないが、中国共産党はマルクス主義を指導思想とし、党の開放性の精神を体現しています」「マルクス主義の価値観は、中国の伝統文化と有機的に結びついています」
袁氏の発言はすぐに一部の国民の反発を招きました。
「馬(マルクス)指導は党の開放性を表す?本当に詭弁だ!奥深い中国文化が置き換えられた。悲劇だ!」
「これは本当に大臣、ああ、論理的な混乱のハイレベルです」
「マルクス主義は闘争哲学を唱え、中国の伝統文化は仁、義、礼、智、信が核心である、全く逆のものがどうやって結びついてるのか?」と、揶揄や分析も、ネットで話題になっています。
「正々堂々と洗脳教育をしているのではないか」と容赦なく批判する声もあります。
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新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/03/11/a1257094.html (中国語)
(翻訳/Ann ナレーター/金丸 映像編集/李)